ヨーロッパ2012調査

04【ミラノ】司教座教会堂ドゥオーモのある町ミラノのガッレリアとパッサジオ

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Written by showa_kanri

ミラノは、イタリア北部のロンバルディア平原にある都市で、人口・政治的影響力・文化と芸術それら全てにおいてイタリア第2の都市です。そして商業・工業・経済活動においてはイタリア第1の都市です。商業地としての歴史は古くローマ時代まで遡ります。
都市の中心部は、ドゥオーモ4)を中心とした2重の環状道路に囲まれています。内側の環状道路は中世の中心部を囲む14世紀の城壁跡です。
ミラノでの調査事例はいずれもこの内側の環状道路内つまり旧市街の中心部に位置しています。ガッレリアとパッサジオ5)の名称のついた15事例について調査を実施しました。
有名なヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世のガッレリアをはじめとする歴史的デザインのもの、天井・床を含めて現代的デザインの空間となっているもの、一部改修されたものまで多彩な事例が確認されました。

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本サイトに掲載している情報は、調査実施時のものです。現状では異なる場合があります。また当サイトでは現地での対象空間の見学等を保証するものではありません。見学等の場合には、現地での情報に従ってください。

謝辞
本研究はJSPS科研費24500929の助成を受けたものです。

参考
金子友美・芦川 智・菅井さゆり,都市街区における路地空間の利用と空間的効果に関する研究 第1回・第2回ヨーロッパ都市街区内路地空間調査報告,昭和女子大学學苑 885号,2014

金子友美・芦川 智・菅井さゆり・若林晴美,都市街区における路地空間の利用と空間的効果に関する研究(その2) 第3回・第4回ヨーロッパ都市街区内路地空間調査報告,昭和女子大学學苑 897号,2015
 
註釈
1)パリ市公式サイト, http://www.paris.fr/(2014/04/07)
2)パノラマ 近代の見世物のひとつで、遠景や動いている風景を表現する仕組みである。カンバスの両端にシリンダを設け巻き取ることで風景を移動させる仕組みや、円形あるいは多角形の建物の内部壁面を使い、その前に人形などを置いて展観させる仕組みがある。
3)ガッレリア galleria(伊) 屋根のある商店街や歩行者道路。
4)ドゥオーモ duomo(伊) 町の一番重要な教会、通常は司教座教会堂のことである。
5)パッサジオ passaggio(伊) 通路、道
6)ソト・ポルテゴ sotoportego(伊) 建物の下を通り抜ける道
7)ホフ hof(独)複数形はヘーフェ höfe 中庭、裏庭、構内(建物に付属して壁・塀などにかこまれた広場)